CROW'S BLOOD

製作総指揮:ダーレン・リン・バウズマン

監督:西村了

脚本:元麻布ファクトリー

出演:渡辺麻友、宮脇咲良、三浦貴大、
柏木由紀、入山杏奈、木崎ゆりか、加藤玲奈

ストーリー

  東日本大学の瀬戸明人教授は、最先端再生医療の研究者。国際再生医療学会でのパネルディスカッションを終え、16歳の娘と待ち合わせしていた時、目の前で最愛の娘が大型トラックにはねられ即死状態となる。その1年後、戸川真希が、国際ドリー女学園に転校してくる。どことなく影のある転校生を取り囲む女生徒達。と、真希の鼻からツーっと黒い血が流れ、夥しい量の黒い血溜りとなった。なぜ彼女の血は黒いのか?彼女は一体何者なのか?その謎に触れようとした者は、次々に奇怪な事件に巻き込まれ、その血が黒く変色していくのだった。クラスメートの磯崎薫とオカルト雑誌編集者沢田武が、真希をとりまく黒い謎に迫る…。

レビュー

 『セーラーゾンビ』同様、秋元康が原作を手掛けたAKB主演のウイルスパニックホラーであるが、今回は『ソウ2』から『ソウ5』までの4作品と最新作『スパイラル ソウ オールリセット』でもメガホンを取ったダーレン・リン・バウズマンを製作総指揮に招き、日米合同で製作されたHulu限定のドラマ作品である。主演は渡辺麻友と宮脇咲良。他にも柏木由紀をはじめとする当時人気絶頂であったAKBメンバーがずらりと脇を固めているが、割と容赦の無いゴア描写が不意打ちで繰り出される為、15歳未満の鑑賞に注意を促すテロップが冒頭で挿入されている。

 手足が折れようが首が千切れようがすぐに再生して元通りになる謎のウイルスを保有している転校生の宮脇咲良が、手当たり次第に接吻攻撃をして学園内に感染者を増やしていく『パラサイト』のような話であり、周囲の変化に違和感を覚えた渡辺麻友と雑誌記者の三浦貴大が事件の真相に迫っていくというのが主な筋書きだ。

 はっきり言ってドラマ部分は冗長だし、弱点のホルムアルデヒド入りの注射器を節分よろしく高所からエイヤー!っとばら蒔いた途端に大量のゾンビが呆気なく死んでいくクライマックスも恐ろしく投げやり。3時間以上も掛けてやる話では無いことは確かであるが、血みどろの人体破壊シーンをこれでもかと見せてくれるのはゴア映画ファンとしては嬉しい。バウズマンも本作の仕事には満足しているようで、撮影中は血塗れになるAKBメンバーを見ては終始ご満悦だったとのことです。

 

ナイスゴア!!

 

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