ヴァンパイアvsゾンビ

監督:ヴィンス・ダマート

脚本:ヴィンス・ダマート

出演:ボニー・ジニー、C・S・マンロー、ブリンク・スティーブンス

ストーリー

 人肉を喰らいたくなる謎の流感が蔓延していた。ジェンナとその父親は感染の根絶を狙うため、目的地へと車を走らせる。途中でカミラと名乗る女性を拾うが、彼女こそ、病原菌をばら撒くヴァンパイアだったのだ。

 目的地へと辿りついた一同。そこはゾンビの巣窟であった。父親はチェーンソー、ジェンナは素手でゾンビを蹴散らすが、ヴァンパイアのカミラは戦わない感染を止めるには、カミラを棺のなかに封印すれば良いらしいが、既にカミラの仲間(レズってる最中に太腿を噛まれた)となったジェンナがそれを阻止、父親は無残にも殺された。

 しかし、全ては精神病院に幽閉されていたジェンナの妄想だった。看護婦のカミラと共に愛の逃避行を開始するが…やっぱりゾンビは実在した。ジェンナとカミラはゾンビ軍団に襲われバラバラに解体されてしまうのだった。なにコレ?

レビュー

 画面の端に縮れ毛が写りっぱなしなんですけど誰の陰毛ですか?それはともかく酷い内容。この世界におけるゾンビとは、どうやらヴァンパイアに噛み付かれて腐りきった者を指すらしい。要するに同種。同種同士で戦ってどうすんだよ!と思ったが、よく考えてみたら一回も戦ってなかったバカな邦題付けやがって…と思ってたら、原題も「vampires vs zombies」だった。えええええええ!

 ストーリーは「ロスト・ハイウェイ」風で、現実と虚構がシンクロする変に気取った展開。個人的にだが、ジェンナの見る悪夢のシークエンスは完全に邪魔だった。そんな小難しい上に何の意味も無いシーンを挟むくらいなら、後半のゾンビ戦を少しでも長くして見せ場を増やすべき。個性的な登場人物は揃っているので「ミート・マーケット」のような単純明快なストーリーにすれば数十倍は面白くなった筈…そういえば「ミート・マーケット」では女吸血鬼が光線銃でゾンビを蹴散らすシーンがあった。アッチの方がよっぽど「ヴァンパイアvsゾンビ」してたよなぁ…。

 

今時、精神病院オチかよ!

 

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送