ディープ・ブルー

監督:レニー・ハーリン

脚本:ウェイン・パワーズ

出演:サフロン・バローズ、サミュエル・L・ジャクソン、
トーマス・ジェーン、LL・クール・J

ストーリー

 太平洋上に建造された医学研究施設“アクアティカ”。そこでは、スーザン博士を中心とした研究チームが日夜、アルツハイマーの新薬開発の研究に励んでいた。その新薬の元となっているのはマコシャークの脳組織である。施設の投資を行っていたラッセルがアクアティカを訪れたその日、麻酔で眠らせた鮫から脳組織を摘出し実験は成功を収めるが、眠っていた筈の鮫が突然暴れだし人間を襲い始めた。実はこの鮫、スーザンの独断による遺伝子操作により人間と同等の知能を持っていたのだ。しかも、洋上はハリケーンの真っ只中で逃げ場はない。かくして、人間vs鮫の命を掛けたデスゲームが開始された。

 

レビュー

 太平洋上に浮かぶ巨大な研究施設を舞台に、知能を持ったマコシャークと人間との壮絶な死闘を描いたパニックアクション…のはずが、強烈な個性で主役を食ってる脇役、意味深に登場させたキャラの秒殺、そしてバラバラになって悶え死ぬヒロインなどといった、観客の予想をことごとく裏切る超展開の嵐のおかげで単なるバカ映画の烙印を押されてしまった自業自得映画。だが、それが逆に多くのB級〜C級映画ファンを虜にしてしまい、今なお「JAWS」に次ぐ鮫映画の快作として語り継がれることの多い作品でもある。勿論、極一部で

 この映画を語る上で外せないのが、監督レニー・ハーリンの離婚である。1998年、レニー・ハーリンは人生のパートナーであったジーナ・デイビスと離婚し、5年に渡る結婚生活に終止符を打った。そして1年後に本作「ディープ・ブルー」を監督することになるわけだが、ここで注目したいのがヒロイン役に起用したサフロン・バローズ。多くの人が指摘しているが、若き日のジーナ・デイビスとよく似た顔立ちをしているのだ。そして、本編でのサフロン・バローズの扱いはご存知の通り散々なものである。一説によると、ハーリンは別れた女房に似た女優を鮫に食わせてバラバラにすることで、過去の自分にケジメを付けたかったらしいのだが…真相は定かではない。 

 

 サミュエルがー!サミュエルがー!

      

 おいしいトコロを全部持っていった食いしん坊コック

 

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