ゾンビ・オブ・ザ・デッド

監督:コナール・ペンダーガスト

脚本:コナール・ペンダーガスト

出演:エシェ・マーサー・ジェームズ、エタン・マスカット、ロニー・バルノ

ストーリー

 マヤ遺跡を発掘していた大学生グループが何者かに襲われた。マスコミにはテロリストと発表されていたが、生存者のバリーはもっと恐ろしいものを見たという。そう、生ける屍ゾンビである。

 ゾンビの正体は寄生虫だった。どう見てもゴム人形だが、彼らに言わせると寄生虫らしい。その悪魔の寄生虫は、帰国したバリーの鞄にも潜んでいた。バリーや彼の友人、教師達が次々とガキの粘土細工みたいなゾンビに変貌する中、何故か終始半笑いの黒人女ジェーンは、木の棒やネイルガンを駆使し、勇敢にゾンビを狩っていく。そして、高温がゾンビの弱点だと分かると、大学構内の温度を上げてゾンビを一掃した。

レビュー

 タイトルの「ゾンビ・オブ・ザ・デッド」を直訳すると「死者のゾンビ」。「馬から落ちて落馬した」風の頭悪そうな邦題だが、内容が内容だけにどうでもいい上の写真は、決して黒人女が棒で粘土をこね回しているシーンではない。ゾンビの左眼に棒を突き刺す、本作で最も見応えのあるバトルシーンである。

 自主制作だということを踏まえて見ても全然楽しめないクズ映画だが、日本語吹き替え版には大いに笑わせてもらった。どうやら吹き替えスタッフも全員素人らしく、しかもこんな映画のアフレコを担当されちゃったもんだから物凄い投げやりなムードが漂っている。ゾンビの頭に釘が刺さるシーンで「にゃー!」と叫ばせるそのセンス。かなりのやり手とみた。

 

被り物バレバレのゾンビ。頭でけぇ!

 

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