処刑軍団ザップ

監督:デビッド・ダーストン

脚本:デビッド・ダーストン

出演:バスカー、ジャディーン・ウォン、ロンダ・フルツ、リン・ローリー

ストーリー

 ニュージャージー州の小さな町に“サタンの息子”を名乗るヒッピー集団が現れた。彼らは町の女性シルビアを輪姦し、彼女の祖父もリンチしてLSD漬けにした。復讐を誓うシルビアの弟ピートは、狂犬病の血液を店のミートパイに混入させ、ヒッピー集団に食べさせたすると彼らは狂犬病に感染、見境無しに人々を襲い始めたではないか。ヒッピーの女とセックスした建設作業員達も感染し、両グループはタッグを組む。処刑軍団ザップの誕生である

 処刑軍団ザップの残忍な殺戮は続く。ピートの祖父は顔面を串刺しにされ、シルビアの恋人も首を切断される。しかし、駆けつけた警官隊により、処刑軍団は全員射殺、町に平和が訪れた。

レビュー

 とりあえず邦題が意味不明。「処刑軍団」は、まぁ分かる。確かに処刑する軍団だっただが「ザップ」って何だ。zapという単語はあるが、それを指してるのか?それとも劇中で、処刑軍団が水飛沫でザップーンと攻撃されるシーンがあったが、処刑軍団がザップーンで「処刑軍団ザップ」なのか?まぁ、いずれにせよ味わい深い邦題であることは確かだ。

 内容は「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」に狂気とバカの要素を取り入れた感じだが、これが意外にも面白い。感染者が手に武器を持ち、全速力で追いかけてくる姿は、さながら「ゾンビ3」「バタリアン」をハイブリッドさせた感じだ。そんな最強集団の弱点が水というのが脱力ポイントだが、そこは敵が単なる狂犬病(別名恐水病)患者なのだから仕方がないか。

 尚、本作はジョージ・A・ロメロになぜか影響を与えたようで、ロメロは本作とよく似た細菌映画「ザ・クレイジーズ」を監督した。

 

処刑軍団ザップーンの図

 

 

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