ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 監督:ジョージ・A・ロメロ 脚本:ジョン・A・ルッソ 出演:ジュディス・オディア、デュラン・ジョーンズ、 ストーリー 墓参りにやってきた兄妹ジョージとバーバラ。そんなふたりに、甦った死体が襲いかかる。ジョージは格闘の末に死亡し、近くの家に逃げ込んだバーバラは他の避難者たちと合流する。しかし一行は死者の襲撃を前にしながら対立。ゾンビの群れは容赦なく押し寄せてくるが…。 レビュー 今更説明するまでも無いと思うが、ジョージ・A・ロメロのリビングデッドシリーズの第1作目であり、その後のゾンビ映画の法則を決定付けた記念すべき作品。 一見皆を導いているように思える黒人青年のベンだが、彼のとった行動のほとんどが裏目に出てしまっているのが面白い。ぶっちゃけコイツのせいで全滅しちゃったようなもんである。一方、終始憎まれ役だったクーパーの「地下室の方が安全だ」の台詞は極めて正しい主張だったことがラストに判明。全員で地下室に立て篭もっていれば…と考えると何とも歯痒い気分にさせられる。救いの無いラストも含め、とにかくダークな気分にさせられる作品である。
カール・ハードマン、マリリン・イーストマン
生ける死者の群れ!恐怖の一夜が幕を開ける…
ゾンビ役を一生の誇りにしているハインツマン。べラ・ルゴシ気取り
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