人間解剖島
ドクター・ブッチャー

監督:フランク・マーティン

脚本:ファブリッツィオ・デ・アンジェリス

出演:イアン・マッカロック、アレクサンドラ・デリ・コリ、
ドナルド・オブライエン

ストーリー

 大都会の巨大病院で、モルグの遺体の一部が持ち去られる事件が発生した。犯人らしき男は追い詰められ、衝動的に自殺を図る。容疑者は死ぬ直前に“キートー”という言葉を残した。人類学者のピーターと女医のローリーは、オブレロ教授から情報を得て、東南アジアにある孤島“キートー”へと旅立つ。 しかし、キートーは食人族が跋扈する島だった。同行していた助手のジョージが食い殺され、同じく同行していた雑誌記者のスーザンは食人族の群れに誘拐されてしまう。絶体絶命のピーターとローリーだったが、突然ゾンビ軍団が現れ、食人族は逃げ帰ってしまう。

 やがて2人はオブレロに救出されるが、あまりに挙動不審なオブレロの行動に疑問を感じたピーターが研究室へと潜入する。そこにあったのは、見るも無残なスーザンの遺体であった。オブレロは、ここでゾンビを量産していたのだ。現場を目撃してしまったピーターはオブレロに拘束されてしまい、ローリーは食人族に拉致されてしまう。 しかし、股をおっ広げて食人族を手なづけたローリーは、食人族の群れを率いて研究室を襲撃。オブレロとゾンビは食い殺され、ピーターとローリーは呪われた地を後にするのだった。

レビュー

 ゾンビと食人族とマッド・サイエンティストが夢の共演を果たした、一粒で三度まずい映画。診療所のセットと主演俳優を「サンゲリア」から流用し、主人公達が孤島へと向かうシークエンスを「アマゾンの腹裂き族」から拝借したところを見ると、消しゴムのカスをせっせと集めて、しょぼいネリケシを作るのと同じ感覚で製作したのだろう。この腐れ根性こそがマカロニゾンビ映画の醍醐味である。

 残酷シーンの出し惜しみなども一切せず、食人族に腹を掻っ切られて内臓がデロンと流れ出たり、指で目玉をホジホジされたりする熱い場面がテンコ盛り。なかでも私のお気に入りは、ゾンビがボートのスクリューで顔面を粉砕されるという汚いだけで爽快感のヘッタクレもないシーンである。更に、主演女優が暇さえあれば脱いでくれるので、屑映画ファンにとっては最高で最低な時間半を過ごせること請け合い。真面目にストーリーを追うような真似はしないで、内臓やら脳味噌やらオッパイやらに一喜一憂しながらダラダラと観賞することを強くオススメする。

 

やたらと体育会系な食人族

 

実は見えるとこまで見えちゃってる激ヤバなシーン

 

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