ゴーストハンターズ

監督:ジョン・カーペンター

脚本:ゲアリー・ゴールドマン、ディビッド・ Z・ワインスタイン

出演:カート・ラッセル、キム・キャトラル、デニス・ダン

ストーリー

 サンフランシスコ。トラック運転手のジャックは中国人の友人、ワンとの付き合いで空港へと向かう。空港にはワンの恋人であるミャオ・ミンが現れる筈だったが、何者かの陰謀により誘拐されてしまった。ジャックとワンはトラックで追跡を開始する。連中が逃げ込んだのはチャイナタウン。そこでは2つの組織が激しい戦闘を行っていた。とりあえずトラックの中で傍観するジャックとワンだが、天空から新たな刺客が現れる。伝説の妖怪、ローパン率いる嵐の3人組である。彼らの登場により、唯でさえ乱痴気騒ぎなその場が更にシッチャカメッチャカになったローパンの目的は唯一つ、緑の瞳を持つ女性と結婚し、人間の体を得ることであった。

(話の展開がサッパリなので省略)

 敵の本拠地へと赴くジャックとワン。結婚の儀式を終え、人間の体へと戻ったローパンをジャックがナイフを投げて瞬殺それを観た嵐の3人組の1人がプクーッと膨れて破裂世界に平和が訪れた。完

レビュー

 「遊星からの物体X」でカート・ラッセルが火炎放射器の不具合にテンパリ続けるシーンを見て初見時には大笑いした。多分、監督もギャグのつもりでやったのだろうが、渋いオッサンキャラがテンパりまくる光景は本当に面白い。カーペンターもそれで味を占めたのか(どうかは定かではないが)、今度はカート・ラッセルが延々あたふたするだけの映画を大金注ぎ込んで製作してしまった。それが本作、「ゴースト・ハンターズ」である。

 ラッセル演じるジャックはただのトラックの運転手に過ぎず、リトルチャイナを舞台に繰り広げられる大騒動にはただ巻き込まれただけの一般人に過ぎない。青い目の女を誘拐したロー・パン率いる悪の軍団と「トレマーズ」の雑貨屋店主率いる正義の軍団がクンフーに魔術の大乱闘をしている中、トラック転がすことぐらいしか脳の無いジャックはとりあえず雄叫びを上げながら天井に向かってマシンガン乱射。すると天井の破片がジャックのドタマに直撃してしまい、仲間が戦ってる最中ずっと床の上で気絶しているという始末。マジで何の役にも立ってないが、こんな脱力シーンが延々と繰り返される映画なので、カーペンターはラッセルをいじるのが相当お好きなようだ。

 
 

クソの役にも立ってないカート・ラッセル

 

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