バイオハザードU
アポカリプス

監督:アレクサンダー・ウィット

脚本:ポール・W.S.・アンダーソン

出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ、シエンナ・ギロリー、エリック・メビウス

ストーリー

 アンデッドの街と化したラクーンシティでアリスは生存者のジルたちと行動をともにしていた。そこへ、全ての元凶<Tーウイルス>を発明したアシュフォード博士から電話が入る。彼は街に核爆弾が投下されると告げ脱出を手引きする代わりに、娘の救出を要求する。さらに、背後には追跡者“ネメシス"の陰も忍び寄っていた。最悪の結末まで、あとわずか。果たして彼らは、無事に生き残れるのか…。

レビュー

 前作「バイオハザード」では、ゲーム本編の外伝的な内容を描き、原作ファン、ゾンビ映画ファン共に概ね満足出来る作品に仕上がっていた。それに対し、続編である本作ではゲーム世界とのリンクを積極的に行い、ゲームの名場面を実写で再現する試みもなされている。そこまでは良い問題なのはゲーム世界に介入してる主人公アリスが怒涛の強さを誇っている点にある。前作のアリスも十分強かったが、本作のアリスはT−ウイルスを取り込み、向かう所敵ナシの最強キャラになっている。ホント、その強さといったらゲームで言うところの改造データ級であり、このビッチのせいでジルやカルロスといった原作キャラの影が驚くほど薄くなってしまっている。ゲームのキャラの活躍を期待して観に行った人は大いに失望し、ゾンビ映画を期待して観に行った人もガリガリの小娘に屠られまくるゾンビ達を見て、さぞかしゲンナリしたことだろう。

 原作ゲームの再現度もえらく中途半端で、ネメシスは進化しない、STARSは役立たず、ニコライはスッゲー良い奴という体たらくぶり。何だか「ポール、本当にゲームやったんかい?」と疑問に思ってしまう。そんなこんなで、私の中では実写版「ストリートファイター」と同じ位置付けの作品となってしまっているのである。

 

とりあえずジル・バレンタインだけは激似

   

   

   ラストは超能力までマスター。続編どうする気だ?       

 

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