バイオハザード

監督:ポール・W.S.・アンダーソン

脚本:ポール・W.S.・アンダーソン

出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ、ミシェル・ロドリゲス、エリック・メビウス

ストーリー

 巨大企業アンブレラ社が地中深くに作り上げた秘密研究所ハイブ。ここで開発中のウィルスが何者かの手によって空気中に漏洩した。メインコンピューターは汚染が地上に拡大するのを防ぐために研究所を封鎖。これによってすべての所員の生命が失われた。アンブレラ社は特殊部隊を派遣するが、ハイブに進入した彼らを待っていたのは、ウィルスがもたらした戦慄すべき光景だった…。

レビュー

 近年のゾンビブームの火付け役となったカプコンの人気ゲーム「バイオハザード」の映画化。当初はジョージ・A・ロメロが監督する予定だったが、御大の書いた脚本がゲームのストーリーそのまんまになってしまい、これじゃあイカンと泣く泣く降板せざるを得なかったそうだ。どうやらロメロは器用なことが出来るタイプではないようで、この手の話がやたらと多い。「ミイラ再生」のリメイク作品であった「ハムナプトラ 失われた砂漠の都」も、当初はロメロが監督をする予定だったというのだから驚きだ。

 それで本作、ポール・W.S.・アンダーソンの「バイオハザード」だが、これが意外にも手堅い仕上がりで思わず感心してしまった。過去の名作ゾンビ映画にオマージュを捧げたようなシーンも見られ、ゲームファンからコアなゾンビ映画フリークまで、幅広く楽しめる内容となっている。

 しかし、ガンガン鳴り響くロックの中、スタイリッシュにゾンビを倒していくミラ・ジョヴォヴィッチ様を見ていると、実は「デビルメイクライ」の映画化なんじゃないかと錯覚してしまう。思わず「ゾンビと踊ろう」なんてコピーまで浮かんでしまうのは腐れゲーマーの悲しい性か。

 

この新聞記事は「死霊のえじき」のオマージュ?

 

「ゾンビと踊ろう」

 

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送