プレデター2

監督:スティーブン・ホプキンス

脚本:ジェームズ・E・トーマス、ジョン・C・トーマス

出演: ダニー・グローバー、ゲーリー・ビューシー、
ルーベン・ブラデス

ストーリー

 ロサンゼルス−人口過密、異常気象、麻薬犯罪。この街に蔓延する“熱”と“争い”に引き寄せられて、奴がやってきた!より残虐に、より凶暴に、新たな殺戮ウェポンを装備した最新型プレデター。高層ビルを、地下鉄を、そして想像を絶するプレデターの宇宙船内部を舞台に、ハイテク装備武装警察との戦闘の火ぶたは切って落とされた!

レビュー

 ジャングルが舞台だった前作とは打って変わり、ロサンゼルスの市街を舞台にした続編。主役もコマンド部隊のシュワルツェネッガーから刑事のダニー・グローバーになり、「リーサル・ウェポン」を意識したロジャー・マータフ刑事vs宇宙人のドリームマッチ(?)を描いた映画でもある。

 謎の殺人事件を追う刑事たちがプレデターに遭遇するという話の流れは、コマンド部隊が主人公勢だった前作よりもパワーダウンしている感じは否めないし、大都市を舞台にしているのにも関わらずプレデターとの戦闘が狭い地下鉄車内やどっかの冷凍倉庫だったりするのもかなりの腰砕けポイント。主役もダニー・グローバーではいまいちパッとせず、最後まで大した盛り上がりを見せずに映画は終わる。

 映画全体の出来としては前作に遠く及ばない代物であるが、プレデターのハイテク装備は大幅に増え、捕獲網を発射するネットガンや伸縮自在な槍、キレ味抜群すぎて敵に奪われた挙句自らの死因ともなったディスクカッターなど、今後の「AVP」シリーズの定番武器が初登場するのはファンには嬉しい。また、銃を所持している人間は問答無用でぶっ殺しに掛かってくる一方、妊娠中の女刑事を見逃したり、強い者には敬意を称して戦利品を渡したりと、狩猟民族としてのキャラ付けが前作以上に濃厚になっているのも興味深い。

 

 「リーサル・ウェポン」ミーツ宇宙人

 

1人トイレで痛みに悶絶するプレデター

 

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