ラスト・ブラッド

監督:クリス・ナオン

脚本:クリス・チョウ

出演: チョン・ジヒョン、小雪、アリソン・ミラー、
リーアム・カニンガム、JJフェイルド

ストーリー

400年以上続くオニと人類の争い。ついにオニが栄華を極める時、一人の少女が現れた。サヤ、16歳。セーラー服に、おさげの黒髪。孤独と悲しみの宿る瞳が、人間の姿をしたオニの正体を見抜くや、日本刀で一瞬にして斬り捨てる。サヤの使命は、ただひとつ。自分の父親を殺した全てのオニの起源、美しく最凶の敵・オニゲンを葬り去ること。彼女の最大の秘密は、人間とオニとのハーフであること。常人離れの生命力と、並外れた剣術を身につけたが、その心は自分の血に流れる汚れた欲望を恐れていた。急激に増殖したオニを何百と斬り倒し、オニゲンに迫るサヤ。だが、彼女はまだ知らない。宿命の対決の果てに更に過酷な運命が待ち受けていることを。

レビュー

 プロダクションIGのアニメ「BLOOD THE LAST VAMPIRE」を香港とフランスが合作して実写化した作品。原作は50分程度の作品で、セーラー服姿の少女が日本刀で“翼手”と呼ばれる吸血鬼をぶった斬るだけの内容で、ストーリーなんてものはあって無きが如しであったが、今回の実写化ではTVアニメの「BLOOD+」と同様に小夜の過去をより掘り下げ、吸血鬼の起源であるオニゲンという名のラスボスも用意。傑作になる可能性を十分秘めていたが、制作が香港フランスの合作な上に登場人物はアメリカ人だらけ。それでも舞台は1970年の日本なのだが、主人公の小夜を演じているのが韓国人だったりするワケで、不思議な無国籍感が作品全体を包み、原作のクールな世界観をものの見事にぶち壊している。

 ただ、アクションに関しては相当頑張っているので、あまり深く考えずに27歳にしてセーラー服を着たチョン・ジヒョンのスタイリッシュな殺陣を楽しむのが正しい鑑賞法なのかもしれない。特に、中華街にしか見えない戸越銀座を舞台にアメリカ人少女を守りながら吸血鬼を斬りまくるシークエンスは冗談抜きに格好良く、ここだけは原作を超えていたといっても過言ではないだろう。あと、オニゲン役の小雪が特殊メイクなど施さなくても十分に般若顔で、なかなかのハマリ役だったのも良かった。

 

 ポン刀で吸血鬼を首チョンパする小夜

 

 

特殊メイク無しでも十分般若顔の小雪。結構ハマリ役

 

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