スピーシーズ4
新種覚醒

監督:ニック・ライオン

脚本:ベン・リプリー

出演:ヘレナ・マットソン、ベン・クロス、
ドミニク・キーティング

ストーリー

 叔父のトムに育てられた才色兼備のミランダ。ある日身体に異変が起こり、街中で意識不明のまま全裸で倒れているのを発見されると、運ばれた病院で職員たちを惨殺してしまう。実はミランダは、科学者だったトムがエイリアンと人間のDNAを融合させて誕生した新種だったのだ。トムはミランダを救う為、彼女を連れメキシコに住む元同僚のフォーブスを訪れる。今なお新種を作り続けていた彼は、生命体としての寿命を迎えていたミランダに新たな女性のDNAを注入。しかし彼女の身体は既にエイリアンに支配されており、強烈な貪欲さで交配相手を捜し始めるのだった…。

レビュー

 淫乱エイリアンの逆レイプムービー4作目。2作目のイヴ、3作目のサラなど、続編で登場する淫乱エイリアンは全て1作目の淫乱エイリアンであるシルのクローンや娘だったりしたのだが、本作に登場するパツキン美女の淫乱エイリアン・ミランダは、“エイリアンと人間のDNAの融合体”という設定の完全オリジナルの淫乱エイリアンである。1〜3作目の事件が劇中で一切触れられることがなかったり、原題に“4”というナンバリングがされていないことからも判るが、続編というよりも、1作目のリブート的な内容を狙ったと思われる作品である。

 「スピーシーズ3 禁断の種」と同様、本国ではビデオスルーとなった低予算映画であるが、作品の出来としては前作よりも格段に面白い。過去作の余計な設定に囚われず、叔父とミランダの親子愛を軸にして展開するストーリーが丁寧に描かれていたのが勝算であろう。エロとグロだけが売りのスピーシーズシリーズで親子愛を描くのは根本的に間違っているような気もするが、女が騎乗位で腰を振りながら徐々にグロい造型のエイリアンへ変貌していくシーンなどの悪趣味なシーンもちゃっかり健在。更に、今回はライバルともいえるもう1匹の女エイリアンも登場し、クライマックスを飾る2匹の壮絶なキャットファイトは、ワイヤーアクションを駆使していてそれなりに見応えがある。叔父のショットガン1発でカタがつく呆気の無い幕切れを除けば、シリーズ1、2位を争うベストバトルであったといえよう。

 しかし、4作目ということでいよいよ「エイリアン」シリーズと並んでしまったワケだが、次はスピンオフで「スピーシーズvsプレデター」とか作って欲しい。スピーシーズがプレデターを筆卸するシーンとか大真面目にやってくれたら最高なんですけど。

 

3代目エロリアン!エロイ!

 

 

相変わらずの性欲ですね先生

 

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