ザ・チャイルド

監督:カリ・スコグランド

脚本:ティム・サルカ、ジョン・フランクリン

出演:ナタリー・ラムジー、ステイシー・キーチ、
ジョン・フランクリン、アリックス・クロムゼイ、ナンシー・アレン

ストーリー

 ネブラスカ州ガトリン。かつてそこには子供だけのカルト教団が存在した。彼等は時を経た今も邪悪な支配者となるべきチャイルドの誕生を待っていた。そこへ、母を探して現れた美少女ハンナ。彼女はチャイルドを身ごもる宿命と預言されていることを知らされる…。

レビュー

 「ザ・チャイルド」といっても、子供が大人を襲うスパニッシュホラーの「ザ・チャイルド」とは無関係で、子供が大人を襲うキングの短編小説「トウモロコシ畑の子供たち」を映画化した「チルドレン・オブ・ザ・コーン」シリーズの6作目(超ややこしい)。さすがにトウモロコシ畑で子供が大人を殺戮するだけの内容に飽きてきたのか、本作は1作目の後日談ともいえる内容にシフトチェンジしている。

 舞台は1作目から19年が経過したガトリン。教団に所属していた子供らは当然ながら成人になっており、彼らを仕切っていた老け顔教祖のアイザックもますます年齢不詳な中年オヤジに。彼らは、母を探して町にやってきたハンナという少女から新たな支配者が誕生するという預言を妄信しており、彼女の身柄を拘束するためにアレコレと嫌がらせをするのが主なストーリーであるが、マンネリ打破とはいえ、恐怖の対象を子供たちじゃなくて大人たちにしてしまったのは本作最大の失敗だと思う。っていうか企画の時点で誰か気付け

 それでも、老け顔アイザック君の不気味さは本作でも絶好調で、教団に刃向かう者を感電死させたり、鉈を振るってバカ女を縦割りにしたりとコイツの存在が退屈な映画の中での程良いスパイスになっていて良い。あと、1作目では「ターミネーター」のヒロインが登場したが、本作では「ロボコップ」のヒロインが登場しているのが面白いと思った。だからどうした、と言われても困る。

 

 

老け顔アイザック再び!チョー不気味

 

 

ナンシー・アレンがヒロインの母親役で登場

 

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