エルム街の悪夢2
フレディの復讐

監督:ジャック・ショルダー

脚本:デイヴィッド・ チャスキン

出演:マーク・パットン、キム・マイヤーズ
ロバート・ラスラー、マーシャル・ベル

ストーリー

 女子高生ナンシーが死んだエルム街1428番の家に、ウェルシュ一家が引っ越してきた。やがて17歳の長男ジェシーは、夜ごと不気味な夢に悩まされるようになる。夢の世界に現われる、謎の殺人鬼フレディ。右手に光る不気味な鉄爪と、醜く焼けただれた顔のフレディが、なにも知らずに引っ越してきたジェシーを恐怖に陥れる。そんなある日、1冊の日記帳を発見する…。

レビュー

 フレディが現実世界の若者の体を乗っ取り殺戮を繰り広げるという、シリーズ全体から見れば異端中の異端な作品。これ以降の作品で本作で起きた事件が完全スルーされているという点から、ポジションとしては「ハロウィンV」「ジェイソンの命日」のような黒歴史認定されている作品である。シリーズ中で唯一男性が主人公という点では貴重な作品であるが、その男性の汗に塗れた胸元を10分に1回くらいのペースで見せられるのはさすがにナンシーが恋しくなってくる。主人公のガールフレンド役の女優も何だかパッとせず、やはりホラーには美女が必要不可欠だということを再認識させられる。

 主人公がふざけて男友達のパンツを下ろしてケツが丸見えになったり、部屋の掃除をしながらケツを振りまくる妙チクリンなダンスを延々見せられたりと、野郎のケツにこだわった演出が多いのも特徴で、「ああ、きっとこの映画の監督は女性なんだろうなぁ」と思っていたらまさかの男。もしかして、この監督…と思っていたら、授業中に居眠りする主人公の体を蛇が這い回る露骨なシーンまで登場。言うまでもなく、蛇は男性器の象徴である。ちなみにフレディの犠牲になるガチムチの体育教師は全裸で手足を拘束された挙げ句にお尻をビシバシと叩かれてアッーー!となり昇天する。何だこのホモ映画

 クライマックス、主人公の体を乗っ取りパーティ会場を襲撃するフレディの大殺戮も全然盛り上がらず、ヒロインの熱い口付けで全てが解決するテキトー過ぎる結末にも思わず首を傾げたくなる。映画全体から見ても印象に残るのはフレディというよりも野郎の胸元や野郎のケツであり、ある特定の人種の方々にとっては腹がパンパンになるほど楽しめる映画なのは間違いない。

 

アッーーーー!となるガチムチ体育教師。何だこの映画

 

  

現実世界で大殺戮する1作目の設定完全無視な展開

 

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