バタリアン4

監督:エロリー・エルカイェム

脚本:ウィリアム・バトラー、アーロン・ストロンゴーニ

出演:ピーター・コヨーテ、ジョン・キーフ、
エイミー・リン・チャドウィック、コリー・ハードリクト

ストーリー

 巨大複合企業ハイブラ・テック社は、度重なるゾンビ事件の原因となり廃棄されたはずの“トライオキシン5”を密かに回収し、生物兵器へと利用する実験を行なっていた。高校に通うジュリアンは、実験台として誘拐された友人を救出するため、友人らと共にハイブラ・テック社に潜入するものの、そこには大量のゾンビが待ち構えていた。

レビュー

 ヨタヨタ歩く、頭を撃つと死ぬ、噛まれたら感染する。「バタリアン」のゾンビ設定をシカトしまくって生まれた続編は、当然のことながらゴミ映画であった。脳味噌を食らうことと、悪知恵が働くところが辛うじてバタリアンっぽいが、B級路線まっしぐらの癖に少しもユーモアが感じられないスットコドッコイなストーリーや、個性が無さ過ぎて誰が何処で死んでいったのかよく判らないような登場人物達を見ていると、まるで「ハウス・オブ・ザ・デッド」を観ているような気分になってくる。いや、あっちは斬新すぎて理解不能だった映像表現に多少の努力が感じられたが、こっちは何一つ頑張っていない。ゾンビ映画の歴史を築いた偉大なる作品の続編にこんなことは言いたくないが、正直「ゾンビ・オブ・ザ・デッド2」とドッコイドッコイの出来である。

 とにかくダメダメすぎて関係者全員をトライオキシンの海に放り込みたい気分でいっぱいだが、メカバタリアンの出オチっぷりには久々に笑わせてもらった。手榴弾一発で戦闘不能になる生物兵器を作って、あの会社は一体何をしようとしていたのだろうか。

 

ミスター出オチのメカバタリアン(実は主人公の親父)

 

映画自体はどうでもいいけど眼鏡っ娘に萌えた

 

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