13日の金曜日
PART7 新しい恐怖

監督:ジョン・カール・ビュークラー

脚本:ダリル・ハニー、マニュエル・フィデロ

出演:ラー・パーク・リンカーン、テリー・カイサー、ケビン・ブレア

ストーリー

 過去に父親を殺害してしまったことがトラウマとなっている超能力少女のティナは、療養の為に再び父の眠るクリスタルレイク近郊の湖畔へと訪れる。しかし、彼女の担当医はまともな治療を施す気など更々無く、ティナを実験対象としか見ていなかった。悲しみに暮れるティナは父親を甦らせようと湖に向かって力強く念じるが、どういうわけだかジェイソンが甦ってしまった

 湖畔の別荘でパーティを楽しんでいた若者が次々とジェイソンの標的となり、ついにはティナの母親と担当医までもが犠牲になってしまった。復讐に燃えるティナは、超能力を駆使して襲い掛かるジェイソンを何度も撃退し、圧倒的な強さを見せ付ける。しかし、さすがにジェイソンにも見せ場が必要なので結局最後は窮地に追い込まれてしまった。その時、湖から死んだ筈の父親が飛び出し、ジェイソンを湖底へと引きずり込むのだった。

レビュー

 ジェイソンと超能力少女がガチで対決するシリーズ7作目。かなりバカバカしいストーリーではあるが、これまでのマンネリ気味な殺人劇に比べたら遥かに面白い。また、この頃からジェイソンが完全にゾンビ化しているせいもあり、体がほどよく腐ってるのも好印象。何故か前作よりも図体がデカくてムキムキになっている辺りが意味不明だが、それは多分、湖の底で延々とヒンズースクワットでもして鍛えていたのだろう。(本当は中の人が変わった)

 殺害のレパートリーもこれまで以上に工夫の凝らしたものが多く、玩具のラッパをバカ男の眼球に突き刺して「プ〜♪」と脱力気味の音色を奏でたり、バカ女の入った寝袋をフルスイングして木に叩きつけて殺したりと、悔しいが爆笑してしまったシーンもチラホラ。ちなみに、寝袋フルスイングはよっぽどファンの受けが良かったのか、「ジェイソンX」でも全く同様のシーンが登場している。他にも本作は、不死身で恐怖の対象である筈のジェイソンがボコボコのタコ殴りにされることで生まれる笑いを偶然とはいえ発掘してしまい、このネタは「ジェイソンX」のアンドロイド戦、そして「フレディvsジェイソン」のフレディ戦へと引き継がれていく。

 

 

ジェイソンも超能力には勝てなかった

 

  

ラストは死んだ親父まで召喚。何でもアリかよ!

 

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