ゾンビキング 監督:ステイシー・ケイス 脚本:ビル・マークス、ショーン・K・ロブ 提供:ジョージ・A・ロメロ 出演:ジュールス・デローム、ジェニファー・トーム、ロブ・エチェバリア ストーリー 悪の帝王ゾンビキングと腹心のマーデライザーが、世界中の人間を人食いゾンビにする計画を企てていた。だが、この緊急事態に立ち上がった奴らもいた。かつての英雄ユリシーズ、恋人のメルセデス、彼女の弟ブルーセイント、トラブルメイカーのティキ、そして女ったらしのミスターXだ。何故か全員覆面レスラーだぜイエーイ! ゾンビをプロレス技で薙ぎ倒しながら敵の本拠地に辿り付くマスクマン御一行。ブルーセイントはかつて父を殺害したマーデライザーと対峙する。一方、ユリシーズはゾンビキングの激しい猛攻に苦戦を強いられていた。絶体絶命!しかし、そこへメルセデスがドロップキックと共に増援に駆けつけた。2対1じゃ勝てる筈もなく、ゾンビキングはボコボコにされた挙句、首を引っこ抜かれて「グロイ!」と唾を吐かれる。イジメ、カッコ悪い。その頃ブルーセイントも勝利を収め、捕らえられていた人質もミスターXが解放していた。一件落着!
レビュー 映画よりジャケットが面白いアルバトロスのプロレスゾンビ映画。キャラクター紹介はアメコミ調劇画。登場人物の8割がマスク着用。対決はいつもプロレス。惚れ惚れするくらいのゴミ映画っぷりだ。こんな内容でも物語の起承転結はあるので、ゾンビかプロレス、どちらかに興味があれば少しは楽しめるかもしれない。どっちも興味無い人は観る必要ナシ。その辺の草むらでエロ本でも探していた方が時間を有意義に使えるだろう。 提供にクレジットされているロメロ御大が謎を呼ぶが、どうやらゾンビキング役にオファーしたところ、多忙を理由に断られたらしい。そりゃ断るだろうよ。最後にボコられて頭モギ取られるんだからさ。ってかそれ以前に御大はプロレス出来る年でもないだろというのはさておき、それだけで“ロメロpresents”と名乗ってしまっているのが何よりも驚きだ。例えば、アダルトビデオの汁男優をスピルバーグに依頼して断られてしまっても、それはスピルバーグpresentsのAVということになるのだろうか。いや、ならねーわな。
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ある意味ゾンビよりも異様な連中。絶対近付きたくない
ゾンビと一緒に祝勝パーティだぜ! |
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