妖怪大戦争 監督:三池崇史 脚本:三池崇史
ストーリー 泣き虫でいじめられっ子のタダシは、ひょんなことから世界を守る正義の味方<麒麟迷子>となり、全国の妖怪たちと力を合わせ、世界の壊滅を目論む魔人・加藤率いる悪霊軍団に世紀の闘いを挑むことになったが、不可抗力で加藤が小豆と融合してしまい全てが丸く収まる。 レビュー どういうワケか角川60周年記念大作。子供向けのお祭り映画ではあるものの、独特な台詞の言い回し、よく分からんが勢いだけはあるラストなど、作品の根底に流れるのは三池ワールドに他ならない。時として、劇中の妖怪達はこの世界が映画の中だということを自覚する。後ろに隠れてしまった妖怪が一言「バカ、俺が映んねぇだろ」とボヤいたり、聖剣を探しに洞窟に入るシーンでは、河童が冒険映画におけるベタな展開を語り、全てその通りになる。それらの一見危ういと思われるネタさえも、三池監督の作品なら違和感無く見れてしまうところがスゴイ。 三池監督は映画秘宝のインタビューで「小学生にトラウマを植えつけたかった、初めて勃起するトラウマを」と語っていたが、確かに川姫のヌメっとした生足は小学生には刺激が強すぎると思う。というか、二十歳すぎた私も思わずクラッときてしまったのは内緒です。 妖怪に扮した豪華キャストに関しては、実際に観ても誰が誰だかサッパリ分からんので割とどうでもよかったり。ただ、水木しげる演じる妖怪大翁の「戦争はイカンですよ、腹が減るだけだ」の台詞は、自身の戦争体験もあってか、非常に真実味の帯びた重い言葉であるように感じた。 |
一緒に観に来たお父さんも大喜びなシーン
不可抗力で全てが解決するラストはある意味見所
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