ゾンビvsチアガール

監督:ジョン・フィーバー

脚本:ジョン・フィーバー

出演:ジェミー・アン・ブラウン、クリス・ホワイト、
ニコール・ローズ・グリーネ、ブランディ・ブラックモン

ストーリー

 山奥のキャンプ場で合宿中のチアガール一行。しかし、この山では恐ろしいことが起こっていた。ゾンビが発生し、キャンプ場になだれ込むゾンビの群れ。チアガールたちはゾンビと闘うために立ち上がる…。

レビュー

 確かに合宿中のチアガールがゾンビに襲われる話なので、この手の邦題にしては珍しくタイトルに偽りはないのだが、そのチアガールが見事にデブス揃いなのと、「バナナンボ!バナナンボ! バナナをむいてパクリンチョ!! 」正気とは思えぬダンスを踊ってる練習風景場面においても俺が顧問だったら全員の顔面にグーパンするレベルに動きのキレが悪すぎので、そもそも出演してる女優連中にチア経験があるのかどうかすらも怪しい。じゃあ何故チアガールを出したのだという疑問もあるが、きっとコスチュームが安く手に入ったとかそんな理由でしょう、きっと。

 合宿場でゾンビウイルスが蔓延するきっかけとなるのは病原菌に感染して凶暴化したリスなのだが、そのリスはマジでその辺の100円ショップで手に入りそうな小さなぬいぐるみであり、演者はその動かないぬいぐるみ相手に「いてー!噛まれた噛まれた!」と決死の1人芝居を演じている。あまりに貧乏すぎる絵面が延々と続くので非常に辛い戦いを強いられる作品であるが、それでもゾンビが出てくるとそれなりに盛り上がってしまうのが、このジャンルの凄いところである。

 この手の低予算映画の恒例である刃の回っていないチェーンソー使用したゴアシーンの出来は水準以上だし、血のりを出し惜しみすることなく豪快にぶちまけていく精神は素直に評価したい。何とか町に戻ることが出来たが、そこでもゾンビが蔓延していた…というベタベタな結末の見せ方も低予算にしては非常に工夫がされており、前半部分のテンポのトロさを乗り越えれば、それなりに楽しめることが出来る作品である。

 

バカみたいな人形相手に決死の1人芝居を演じる役者

 

バナナンボ♪ ナメてんのかこいつら

 

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