エルム街の悪夢 監督:サミュエル・ベイヤー 脚本:ウェズリー・ストリック、エリック・ハイセラー
ストーリー 同じ通りに住む友人同士、5人のティーンエイジャーの夢に現れた邪悪な男。醜くただれ レビュー レザーフェイス、ジェイソンと2大殺人鬼を容赦なくレイプしてきた恐れを知らない強姦魔マイケル・ベイ兄貴が、次のターゲットとして「エルム街の悪夢」のフレディを選んだマイケル・ベイ印のスラッシャーリメイク第3弾。監督に選ばれたのは新人のサミュエル・ベイヤーで、フレディ役で一世を風靡したロバート・イングランドも本作では降板。新世代による「エルム街の悪夢」として鑑賞前は大いに期待させられたが、映画を見る限りでは旧作を適度につまみ食いした劣化リメイクといった印象が強い。シリーズの終盤に顕著であった、茶目っ気たっぷりにジョークを飛ばしながら悪ノリ全開で人殺しをするフレディ像を完全に排除したのは英断であったが、このシリーズの売りでもあるド派手な殺しのイリュージョンを現代の最先端のCGで再現するといったリメイクならではの試みがあまり見られず、何とも大人しい、製作者の冒険心が全く感じられない映画になってしまっている。 それでも、フレディとは一体何者なのか?という謎で引っ張り続けるサスペンス重視の構成は悪くなく、物語の中盤で、どうやらフレディがロリコンの変質者というのは全くの事実無根であり、冤罪で焼き殺されたオッサンが化けて出ているだけなのでは?となる驚愕の展開には思わず「なるほど!この映画のフレディが妙に影のあるキャラなのはそのためか!」と納得させられるが、終盤でフレディの住処からアグネス・チャンが見たら炎のションベンまき散らして発狂するレベルのロリペド写真コレクションがザックザックと発掘されて、「やっぱりただの変質者じゃねーか!死ね!でも何か良かった」と無駄に旧作ファンを翻弄するミスリードがあったりするのもなかなか面白かった。どうせなら、そのまま冤罪で殺された悲劇の殺人鬼として描ききった方が少なくとも記憶には残るリメイクになったような気もするが、そういった冒険を敢えて避けているところが本作の弱点になっているようにも感じた。 |
やはりロバート・イングランドじゃないフレディには違和感が…
全体的に微妙なリメイクだけどラストのオチは好きです |
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